P88 URLの構造

URLの部分 説明
スキーム httpやhttpsのようにプロトコルを表す。
オーソリティ //のあとに続き、通常ホスト名を表す。ユーザー名やパスワード、ポート番号を含む場合もある。
パス /で始まり、そのホストにおけるリソースのパスを表す。
クエリ ?のあとに続き、パスとは異なる方法でリソースを指定するために使われる。存在しない場合もある。
フラグメント #の後に続き、リソース内の特定の部分などを表す。存在しない場合もある。

ApacheのMPM確認方法・変更方法

確認方法

apachectl -V

Server MPMがpreforkなのか、workerなのかなどを確認すればよい。

変更方法

/etc/httpd/conf.modules.d/00-mpm.conf の以下のモジュールの使いたいモジュール以外の行をコメントアウトする。
・mod_mpm_prefork.so
・mod_mpm_worker.so
・mod_mpm_event.so
デフォルトでは、prefork以外がコメントアウトされているため、preforkにてapacheが起動している。

dbcaコマンドでレスポンスファイルによるインスタンス作成が行えない

[事象]
dbcaコマンドでレスポンスファイルを用いてインスタンス作成を行おうとしたが、エラーが発生してインスタンスが作成できなかった。
(実行したコマンド)

dbca -silent -responseFile /home/oracle/work/dbca_testdb.rsp

(エラーメッセージ)

[INS-04008] コマンドラインから渡された引数の組み合わせが無効です。1つ以上の必須の依存引数が引数:-silentに対して渡されていません

[原因]
自身では解決できなかった。
Oracle12cのインストールガイド A.5.3 レスポンス・ファイル・モードでのDatabase Configuration Assistantの実行を参考に色々試してみたが駄目であった。開発者版では対応していないということであろうか…。
レスポンス・ファイルを使用したOracle Databaseのインストールおよび構成

[対応方法]
GUIが使えなく、どうしてもサイレントモードでインストール必要があった。
しかし、レスポンスファイルを使う必要性は無かったので、パラメータから指定する事でインスタンスを作成する事ができた。

dbca -silent -createDatabase -templateName /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/assistants/dbca/templates/General_Purporse.dbc -sid oradb -responseFile NO_VALUE -characteSet AL32UTF8 -memoryPercentage 30 -emConfiguration LOCAL

[参考サイト]
DBCAのサイレントモードでOracleの作成手順 - 技術メモ

新・門外不出のOracle現場ワザ ?エキスパートが明かす運用・管理の極意

新・門外不出のOracle現場ワザ ?エキスパートが明かす運用・管理の極意

P204 sysスキーマ(5.7新機能)

実体は、便利なビューやストアドプログラムの集合体である。
MySQL本体とは異なるプロジェクトとして開発されたツールという経緯上、MySQL5.6でも利用可能である。MySQL Workbenchからインストールする方がお手軽であるが、GitHubからソースコードを入手してインストールも可能である。但し、5.6では5.7に比べて使える機能が若干少なくなっている。

P186 パフォーマンススキーマとインフォメーションスキーマ

[パフォーマンススキーマ]
・5.5より導入されている機能
・パフォーマンスデータの取得が目的(DTraceやSystemTap等で得れる情報)
・mysqld内部でコードを実行するたびに取得される

[インフォメーションスキーマ(情報スキーマ)]
・5.0より導入されている機能
メタデータの取得が目的(各種SHOWコマンドで得れる情報)
・インフォメーションスキーマにアクセスしたタイミングで取得を行う

P162 InnoDBモニターの有効化方法の変更(5.7新機能)

[MySQL5.6上でInnoDBロックモニターを有効化する方法]

CREATE TABLE innodb_lock_monitor (a int) ENGINE INNODB;

なお、offにするにはDROP TABLEするか、MySQLサーバーを再起動する事である。

[MySQL5.7上でInnoDBロックモニターを有効化する方法]

SET GLOBAL innodb_status_output_locks = ON;
SET GLOBAL innodb_status_output = ON;

1行目が出力される情報をInnoDBロックモニターのものにするかどうかで、ONはInnoDBロックモニター、OFFはInnoDBモニターを指す。このオプションを有効にすると、エラーログに記録されるものだけではなく SHOW ENGINE INNODB STATUSの出力も InnoDB ロックモニターのものへと変わる。
2行目で実際にInnoDBロックモニターを有効化している。

InnoDBロックモニターは出力されるデータサイズが大きいため、常用はおすすめしない。
また、MySQL5.7ではInnoDBロックモニターよりも便利なInnoDB Metricsや情報スキーマ、パフォーマンススキーマがあるためInnoDBモニターの出番は少ない。

P79 オプティマイザトレース

EXPLAINコマンドは実行計画を知るうえでは必須かつ標準的な方法である。
しかし、オプティマイザが最終的に選択した実行計画についてのみであり、どのような過程で最適化やコスト計算、あるいは実行計画の比較が行われたかは分からない。
オプティマイザトレースは、どの様な過程でオプティマイザが実行計画を判断したのかを分かるための機能である。