AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト対策(EC2/RDS/その他DB編)

【リージョン、AZ】
[リージョン]

  • 東京(ap-northeast-1)、大阪(ap-northeast-3)、オレゴン(us-west-2)など
  • リージョンによって利用できるサービスが異なる
  • ローカルリージョン(ex.大阪)は、東京を利用しないと使えないなど制約がある

[AZ(アベイラビリティゾーン)]
リージョンとアベイラビリティーゾーン - Amazon Elastic Compute Cloud

  • 東京のデータセンター1つ目、2つ目みたいな単位。どこに存在するかは明かされていない
  • データセンターレベルの災害などに対応可能(大都市地震など地理レベルでの災害は難しい)
  • ap-northeast-1a、ap-northeast-1bなどで表すが、ユーザーによってa、bは意味合いが異なる 。逆にたまたま同じ場合もある。ようは、aやbに意味を持たせていない。

【EC2】
サーバーのサービス
AWS Black Belt Online Seminar Amazon EC2・・・EC2①

[インスタンスの種類と料金]
料金 - Amazon EC2 (仮想サーバー) | AWS

  • オンデマンド(通常):秒単位(最低60秒)[昔は1時間単位]、インスタンスが開始してから終了するまで
  • スポットインスタンス(オークション形式): 最大90%の割引
  • リザーブインスタンス(年間 or 3年間予約):割引有。全額前払、一部前払、前払無しなどあり
  • Dedicated Host:専用サーバー

[インスタンスタイプ(See. EC2①P16)]

  • 良く使われるのが、m系(メモリ重視)、c系(CPU重視)、t系(利用時間帯にむらがある場合)
  • 現在は、m4・c4・t2が主流、横についている数値は世代で、多くなるほど安いかつ高性能、最近m5・c5が登場(See. EC2①P17)

[ECU]
CPUの単位
1ECUは1.0-1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサのCPU能力と同等
EC2インスタンスのスペックについて|amazonクラウドの活用ならcloudpack

[t2バースト]

  • t2は通常はベースラインという元のCPUのX%しか力が出せない
  • CPUクレジットというものを用いれば、バーストモードで高性能を出すことが可能となる
  • 昨年よりt2 unlimitedという設定を行えば、CPUクレジットを前借できる様になった

[ライフサイクル]
See. EC2①P30

[インスタンスストア(エフェメラルストレージ)]

  • 通常EC2にはEBSというストレージを別途アタッチする必要があるが、インスタンスタイプによっては無料でHDDが付いてくる(See. EC2①P34)
  • サーバーを停止(再起動では消えない)する事でデータが揮発する →一時計算領域などに利用

Amazon EC2 インスタンスストア - Amazon Elastic Compute Cloud

[AMI]

AMI タイプ - Amazon Elastic Compute Cloud

[インスタンス情報取得方法(See. EC2①P62)]
インスタンスメタデータとユーザデータの違いもできれば知っておきたい
インスタンスメタデータとユーザーデータ - Amazon Elastic Compute Cloud
EC2インスタンス作成時のユーザーデータ・メタデータのまとめ

[セキュリティグループ、ネットワークACL]

  • どちらもファイアウォールの機能
  • セキュリティグループは接続先のポート番号のみでOKだが、ネットワークACLは接続元のポート番号も設定が必要
  • 以下リンクなどで学習しておく必要有

AWSのネットワークACLとセキュリティグループの違い - プログラマでありたい
VPC のセキュリティグループ - Amazon Virtual Private Cloud
ネットワーク ACL - Amazon Virtual Private Cloud

[上限と制限緩和]

よくある質問 - Amazon EC2(仮想サーバー) | AWS
(See. インスタンス数に上限はありますか?)

  • なお、EC2に限らず、AWSの各サービスには利用できる上限が数多く設定されている

AWS サービス制限 - アマゾン ウェブ サービス

  • コンソール or 電話で上限値を緩和できるリソースもある

[その他]

  • Auto Scale

AWS Black Belt Online Seminar 2017 Auto Scaling
【AWS】Auto Scalingまとめ
自動でサーバー数を上げたり、下げたりする機能

  • プレイスメントグループ

近しい場所においてハードウェアが分散したとしても、それのレイテンシを極力抑える様にするための機能
クラスタを選択すると単一AZ内であるが、スプレットを選択すると複数AZでの実現が可能
Auto Scaleと良く似ているので合わせて学習する必要有
プレイスメントグループ - Amazon Elastic Compute Cloud

パスワードの取得方法、使える種類(基本サーバー系)などLinux以外の情報を抑えておく必要有
AWS Black Belt Online Seminar Amazon EC2 - Windows

  • EBS

ストレージ編にてまとめる

ネットワーク編にてまとめる

[参考資料]

  • EC2作成するのが面倒な場合の資料

明星和楽2015ハンズオン資料

  • 上より詳しい版

Ec2・linux win 2016


【RDS】
Black Belt Online Seminar AWS Amazon RDS

  • データベースをインストールしなくても使えるサービス
  • 今まで停止ができずに廃棄しないと止めれなかったが、最近止めれる様になった(その場合はストレージの料金のみ課金)
  • ストレージは存在するがサービスとしてしか使えず、ローカルにファイル書き出しが行えない。 そのため、利用する場合にはDBによっては多少方言を伴う機能もあり。(ex. Oracle DataPump) なお、このようなサービスをマネージドサービスと呼ぶが、殆どのベンダーは実OSにログインできない。例えば、Azure SQL Databaseはログインできない。しかしOracle DBaaSはLinuxにログイン可能である。

[インスタンスの種類]

[インスタンスタイプ]
製品の詳細 - Amazon RDS | AWS

  • 接頭辞(m/c/t…)の意味合いはEC2と変わらず
  • RDSのインスタンスタイプは、db.m4.smallなど頭にdb.が付く

[パラメータグループ]
my.cnfやspfile.oraなどの役割に相当
筐体にログインできないため、パラメータの定義を割り当てる事で設定可能

[セキュリティグループ]
EC2と同様

[その他]

  • マイナーバージョンアップは自動で行う様に設定できるが、メジャーバージョンアップは手動で行う必要がある。
  • マルチAZで有効な災害・対応できない災害、スタンバイにはアクセスできないなど
  • プライマリ・スレーブについて
  • バックアップ/リストア方式、最大何日まで設定、最低何分前から戻せるのか、無料枠の範囲など
  • DBエンジンによるサービスの差異があるため、意識しておいた方が良い。結局マネージドサービスとはいえ、大方のサービスはミドルウェアの機能を用いてサービス提供しているため

【DynamoDB】
AWS Black Belt Tech シリーズ 2015 - Amazon DynamoDB

  • マネージドNoSQL DB
  • 使った分だけ使える(お金さえあれば無制限に利用可能)

[キャパシティユニット]

  • 1秒間に読み込み、書き込み出来る制限値
  • 値を大きくすればするほど1秒間に捌ける数は増えるが、当然お金もかかる
  • キャパシティユニットが足りずにキュー待ちする事をスロットリングと呼ぶ
  • キャパシティユニットを使い切らなかった場合、後で少しだけなら貯めておけて、利用することができる。これをバーストキャパシティと呼ぶ。

読み取りと書き込みのスループットキャパシティー - Amazon DynamoDB
DynamoDBの料金を最適化しよう【初級編】 | Developers.IO

[参考URL]

  • 自分で行うのは面倒だと思うので

AWS Black Belt Online Seminar AWS 体験ハンズオン 〜 Amazon DynamoDB テーブル作成編 〜


【他のDBサービスの整理】

  • RDS:RDBMS(※1)
  • DynamoDB:NoSQL
  • Amazon ElasticCache:オンメモリ型NoSQL(※2)
  • Amazon RedShift:列指向RDBMS
  • Amazon Neptune:グラフ型NoSQL

※1 MySQLMariaDBPostgreSQLOracleSQL ServerAmazon Aurora(※3)が利用可能
※2 Redisとmemcachedが利用可能、利用例:オンラインゲームのログインセッション情報管理
※3 MySQLPostgreSQLとの互換性をもったAWSが開発したDB、PostgreSQL拡張側に力を入れているイメージ


[参考URL]

  • 上記内容の詳細版、但し少し古い

AWS上のデータベースサービスが沢山あってよくわからないので、整理してまとめてみた

  • AWS公式のデータベースサービスに関するサマリー

AWS が提供するクラウドデータベース | AWS

  • NoSQLのプロダクトについて気になる人向け(試験とは直接関係ないけど、掲載されている表が頭の整理しやすかったので)

KVS系NoSQLのまとめ(Hibari、Dynamo、Voldemort、Riak編) (1/4):知らないなんて言えないNoSQLまとめ(1) - @IT

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版

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AWSエキスパート養成読本[Amazon Web Servicesに最適化されたアーキテクチャを手に入れる! ] (Software Design plus)

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Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)

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