古いAMIから作成したインスタンスだとt3/m5/c5で起動してもSSHがつながらない

【事象】
CentOS7はインストールされているが、昔作成したインスタンスをt2/m4/c4で起動させていたのを、t3/m5/c5に引越しさせようとしたが、インスタンスを起動させてもSSHが繋がらない。また、起動ログを確認しようにもロギングすら行われていなかった。

【原因】
t3/m5/c5起動に向けた儀式ができていなかったため

【対応方法】
Windowsを利用していたインスタンスや、比較的最近のAMIで作成したインスタンスに関しては、yum updateさえしていれば、以下の内容を元に対応すれば特に悩まず起動が行えると思われる。
docs.aws.amazon.com
dev.classmethod.jp
しかし、どうも昔作成したAMIでCentOSを最新化させた場合は、かなり悪戦苦闘してしまった。

結果、AWSからどうもチェックスクリプト(c5_m5_checks_script)なるものが提供されているので、これを利用する事で問題箇所が発見することができた。当方は、fstabの設定が行えていなかったので、それが原因でマウントが行えずにふん詰まっていたので、ロギングができていなかった模様である。なお、設定に関しては、当スクリプトでウィザード形式で勝手に修正してくれたのであえて記載は行わない。これによりt3インスタンスに関しても、問題なく起動できた。
C5 または M5 の Linux インスタンスの起動エラーを解決する

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