P21 2.3.3 トレードオフ

チューニングできるパラメータには、トレードオフを伴う事が多い。例えば以下の様な内容である。

  • フィルシステムレコードサイズ

 レコードサイズを小さくしてアプリケーションのI/Oサイズに近づけると、ランダムI/Oのワークロードのパフォーマンスが上がり、アプリケーション実行中のファイルシステムキャッシュをより効率手kに使える用になる。
 レコードサイズを大きくすると、ファイルシステムバックアップなど、ストリーミングのワークロードのパフォーマンスが向上する。

  • ネットワークバッファサイズ

 バッファサイズを小さくすると、接続ごとにメモリにかかるオーバヘッドを削減でき、システムのスケーリングに効果がある。
 バッファファイズを大きくすると、ネットワークスループットが上がる。

システムに変更を加えるときには、このようなトレードオフを探すようにしよう。

詳解 システム・パフォーマンス

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