チューニングできるパラメータには、トレードオフを伴う事が多い。例えば以下の様な内容である。
- フィルシステムレコードサイズ
レコードサイズを小さくしてアプリケーションのI/Oサイズに近づけると、ランダムI/Oのワークロードのパフォーマンスが上がり、アプリケーション実行中のファイルシステムキャッシュをより効率手kに使える用になる。
レコードサイズを大きくすると、ファイルシステムバックアップなど、ストリーミングのワークロードのパフォーマンスが向上する。
- ネットワークバッファサイズ
バッファサイズを小さくすると、接続ごとにメモリにかかるオーバヘッドを削減でき、システムのスケーリングに効果がある。
バッファファイズを大きくすると、ネットワークスループットが上がる。
システムに変更を加えるときには、このようなトレードオフを探すようにしよう。
- 作者: Brendan Gregg,西脇靖紘,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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