経営者のビジネスニーズや業務にかかわるステークホルダの課題を、調査、整理、分析、文章家、検証、調整を行い、解決策が満たすべき要求として取りまとめるビジネスアナリシスのベストプラクティスを体系化したものである。
ビジネスアナリシスの計画とモニタリング、引き出し、要求アナリシス、要求管理とこみにゅにケーション、エンタープライズ・アナリシス、要求分析、ソリューションの評価と妥当性確認、基礎コンピテンシの七つの知識エリアについて纏められている。
その内要求は、ビジネス要求、ステークホルダ要求、ソリューション要求、移行要求の4つに分類されている。
ビジネス要求:利用部門や運用部門などから個別に発せられるニーズであり、要求アナリシスの活動で定義している。
ステークホルダ要求:経営戦略や情報化戦略などから求められる要求であり、エンタープライズアナリシス活動で定義している。
ソリューション要求:組織・業務・システムが実現すべき機能要求と非機能要求であり、要求アナリシスの活動で定義している。
移行要求:新システムのデータ変換や要員教育などに関する要求であり、ソリューションのアセスメントと妥当性確認の活動で定義している。
(ITストラテジスト 平成25年 午前Ⅱ 問4)
- 作者: 広田航二
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る