理解がごちゃ混ぜになっていたので、再整理する。
なお、インターネットゲートウェイ以外にも、Direct Connect (Gateway)、VPN Gateway、VPC Peering、TransitGatewayなどいくつか存在するが、一旦ここでは割愛する。
インターネットゲートウェイ
docs.aws.amazon.com
・EC2がインターネットにアクセスするために利用する通常のコンポーネント
・当コンポーネントを利用するに加え、EC2はパブリックIP or ElasticIPをアタッチしておかないと通信は行えない
・当コンポーネントを用いる事で発生する通信料は発生しない
但し、EC2がインターネットに出ていくためのデータ転送に対しては1GB以上は料金が発生する(インターネットからEC2に入ってくる場合は無料)
オンデマンドインスタンスの料金 - Amazon EC2 (仮想サーバー) | AWS
NATゲートウェイ
docs.aws.amazon.com
・パブリックIPやElasticIPを持たないEC2がインターネットにアクセスするために利用するコンポーネント
・NATゲートウェイ自体にElasticIPを設定している事になり、外に出る時はインターネットゲートウェイが必要である
・NATゲートウェイコンポーネントに対して1時間当たり課金が発生する上、NATゲートウェイを経由するための通行料も課金される
NATインスタンス
docs.aws.amazon.com
・EC2インスタンスをNATさせるためのコンポーネントとして利用しているだけで、実態はEC2そのものである
・AMIイメージなどが提供されているのでわざわざ自前で構築しなくても比較的楽に作成はできる
・NATインスタンス自体にElasticIPを設定し、外に出る時はインターネットゲートウェイが必要である
・NATインスタンス自体はEC2をもう一つ立てて、それに対する料金が発生する格好となる