行いたいこと
- WindowsのVSCodeでJupyter Notebookを用いたい
- 仮想環境は切り替えながら利用したい
- Pandas(もしくはPolars)を使いたい
対応方法(初期設定)
いくつかインストール方法があるが、私は分かりやすい通常のexeインストールを選択
Download Python | Python.org
VSCodeにJupyterをインストール
VSCodeのマーケットプレイス経由でJupyterをインストール
Jupyter - Visual Studio Marketplace
仮想環境を作成
なお、無理にVSCodeで作らなくても、コマンドプロンプトで作っても良い。
- Ctrl + @ でコマンドプロンプト起動
- 仮想環境を作成した場所に移動(例:cd c:\work\venv)
- 仮想環境を作成(例:python -m venv jupyter4code)
Jupyter Notebooksを利用する
名前のないワークスペースでも構わないが、作成しておいた方が分かりやすい。
ワークスペースは異なる箇所にあるフォルダを開いて管理できたりする。
別の作業を行う際には、対象のワークスペースを閉じて、別のを開くという使い方をする。
上のフォルダと下のフォルダは違う階層にあるが、ここでは同列で表示される
ワークスペースを作成後に、フォルダを追加するで先ほどの仮想環境を含むフォルダを追加する。
この設定を行うことで、後述するJupyterNotebookの仮想環境を選択が行いやすくなる。
(他にも設定する方法あるのかもしれないが)
右クリックすればワークスペースをフォルダを追加するメニューが出てくる
なお、以下の様な構成で私は管理している。
ワークスペースは概念的には管理用フォルダ外でも良いとは思う。
ただ、このワークスペースは当フォルダに配置しているものでしか使わない想定にしている。
そのため、管理用フォルダ配下にワークスペースファイルを配置している。
C:\work\jupyter4code(管理用フォルダ兼仮想環境用フォルダ)
C:\work\jupyter4code\Jupyter用わーくすぺーす.code-workspace(ワークスペース)
C:\work\jupyter4code\lab.ipynb(JupyterNotebook)
C:\work\jupyter4code\Scripts\python.exe(仮想環境用のPython.exe)
ノートブックを作成
- Ctrl + Shift + p でコマンドパレットを呼出
- Create New Jupyter Notebook と入力
当ノートブックは、C:\work\jupyter4code\lab.ipynbとしてセーブした。
仮想環境を選択
自身が用いたい仮想環境が設定されていない場合は、仮想環境を選択する。
(ここでワークスペースに仮想環境が含まれていると、検出がスムーズにいく模様)
この設定を行うことで、仮想環境側のPythonを用いてJupyter Notebookが実行できる。
- 右上のカーネルを検出する or 仮想環境をクリック(See. 図1)
- 入力欄に仮想環境の候補を選択、無ければ"別のカーネルを選択"を選択
(以下、別のカーネルを選択を選んだ場合)
- Python環境を選択
- Python環境の候補から事前に作成しておいたのを選択
図1 左:仮想環境が決まってない場合、右:仮想環境が決まっている場合
pipのバージョンアップおよびPandas/Polarsのインストール
!python -m pip install --upgrade pip
!python -m pip install Pandas
!python -m pip install Polars
Pandas/Polarsバージョン確認方法
import pandas as pd
print(pd.__version__)
import polars as pl
print(pl.__version__)
参考リンク
VSCodeでJupyter Notebookを使ってみた【ゼロからPython勉強してみる】 #初心者 - Qiita