情報処理試験-ST

P78 投資効果の検討(NPV/PBP/IRR/ROI)

NPV[Net Present Value]:正味現在価値 将来のある時点におけるお金の価値を、現在のお金の価値に換算したもの。 将来見込まれているキャシュイン/アウトを現在の価値に換算するために割引率を考慮する。 (キャッシュインであれば金利、キャッシュアウトであ…

ラインエクステンション / プロダクトエクステンション / ブランドエクステンション

ラインエクステンション 実績のある商品と同じカテゴリにシリーズ商品を導入し、同一ブランド名での品ぞろえを豊富にする戦略 プロダクトエクステンション 売上の伸びがなくなってきた時などに、デザインや容量を変更した商品を導入し、ブランド力を高める戦…

スキミングプライシング

先行者利益を獲得するために、製品投入の初期段階で高価格を設定する手法 新製品の導入期の価格戦略の1つで、早期の資金回収を目的に製品ライフサイクルの初期段階で価格を高く設定するもので、上澄吸収価格設定とも呼ばれる。 (ITストラテジスト 平成30年 …

BABOK[a guide to the Business Analysis Body Of Knowledge]

経営者のビジネスニーズや業務にかかわるステークホルダの課題を、調査、整理、分析、文章家、検証、調整を行い、解決策が満たすべき要求として取りまとめるビジネスアナリシスのベストプラクティスを体系化したものである。 ビジネスアナリシスの計画とモニ…

TCO[Total Cost of Ownership]とTOC[Theory Of Constraints]

[日本語訳] TCO:総保有コスト TOC:制約理論[意味] TCO:設備を導入する際に発生する、購入からは廃棄までに必要な支出の総計のことである。それらにかかる費用を計算することで、費用対効果などを検討するために利用する。TOC:全体の作業の生産性はボトル…

アクションラーニング

実際の経営課題の解決にチームで取り組み、踏査や議論、合意形成などの行動を通じて参加者の意識の変革を促し、チームビルディングやリーダーシップ開発などを実現していくものである。 自社が直面する経営課題に対して参加者が自ら施策を立案し、問題解決に…

CPFR

インターネットを活用した販売効率向上の方法として考えられており、製造部門と販売部門が協力[Collaborative]しながら販売計画を立案(Planning)し、販売予測[Forecasting]を調整し合って、商品の補充[Replenishment]を行う方法2018 ITストラテジスト「専門…

死の谷

資金調達の問題、資金以外の様な様々なリソース不足、法律・制度などの外的要因などによって、研究の成果が製品開発や最終的な事業化に至らないことがある。 研究開発型の事業は、通常「研究→製品開発→事業化→市場形成」という段階を経るが、次の段階へ進め…

重要管理項目[CSF:Critical Success Factors]

経営戦略を計画的に実施していく上で、その目標達成の成否に深く影響する要因、経営上の成否を左右する重要管理項目のことである。 実際に企業にとってこのCSFが何であるかを見極めるために、CSF分析を行う。上流・下流工程から改善・監査までわかる システ…

価格設定法

以下三種類に分類ができる。 ①原価志向価格決定法 ②需要志向価格決定法 ③競争志向価格決定法【①原価志向価格決定法(コスト志向価格決定法)】 原価を基準に価格を考える方法 ・原価加算法(コストプラス法):原価に一定額の利益を上乗せして、価格を設定する方…

ライフタイムバリュー[LTV:Life Time Value]

サービスや商品を提供する企業に対して、一人の顧客がもたらす価値、利益の総額のこと。 顧客と長期間にわたって取引を行ったり、顧客に利益の大きい商品やサービスを購入してもらうことにより、ライフタイムバリューを向上させることができる。 競合他社が…

ポジショニング戦略

ポジショニングとは、競合他社と自社の違いを明確にし、自社の立ち位置を明確にすることである。 ポジショニング戦略では、リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーの4タイプに分けて、それぞれのタイプに応じた戦略をとる必要があるとされている…

マーケットバスケット分析

POSデータやECサイトの取引データを分析し、一緒に買われる商品の組み合わせを発見する。マーケットバスケット分析(まーけっとばすけっとぶんせき) - ITmedia エンタープライズ ALL IN ONE パーフェクトマスター ITストラテジスト 2018年度 (旧:合格テキス…

200%定率法

定額法の減価償却率の2倍の減価償却率を定率法に適用すること 平成19年度税制改正によって定率法の償却率は250%であったが、平成23年度税制改正に200%に変更になった。[特殊ルール] ・減価償却費の最終年度が0円になることはなく、その前年に残存簿価を1円と…

コーズリレーテッドマーケテイング[Cause Related Marketing]

売上の一部を慈善事業に寄付することによって、商品の差別化(ex.良く似た商品であれば社会に貢献できる商品を購入したい)や企業ブランディング(ex.社会に貢献している企業を応援したい)を高め売上向上を目指すマーケティング手法m-words.jp 情報処理教科書 I…

RFM分析

Recency[最新購入日]、Frequency[購入頻度]、Monetary[購入金額]の3つの指標で顧客を分類する手法www.albert2005.co.jp 情報処理教科書 ITストラテジスト 2017年版作者: 広田航二出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2017/03/10メディア: 単行本(ソフトカバー)…

正味現在価値[Net Present Value:NPV]

プロジェクトに投資する際に用いる指標の一つ。[計算式] NPV=-X+ (各変数の意味) X:投資額 yn:n年目のキャッシュイン r:割引率(将来の通貨の価値を現在の通貨の価値に換算するために用いる率)[参考リンク] www.sigmabase.co.jp www.shinnihon.or.jp cocod…

コストプラス法

直接費に間接費と利益を載せて価格を算出すること。 需要や競合の要素を勘案しないため、公共性の高い事業でよく用いられる。 e-words.jp 情報処理教科書 ITストラテジスト 2017年版作者: 広田航二出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2017/03/10メディア: 単行…

ハロー効果

社会心理学の現象で、ある対象を評価をする時に、それが持つ顕著な(飛び抜けた)特徴に引きずられて、他の特徴についての評価が歪められる(バイアス)現象のことです。 gms.globis.co.jp 平成28年 秋期 ITストラテジスト 午前II 問21 情報処理教科書 ITストラ…

SECIモデル

ナレッジマネジメント(knowledge management)で使用するプロセスモデルのこと。 知識には暗黙知と形式知があり、これを個人、組織の間で、相互に変換・移転することによって新たな知識が創造されるという考えで、暗黙知と形式知の交換と知識移転のプロセスモ…