RDSのスナップショットからリストアする際の注意点

削除してからでないと作成できない

現在作成しているRDSに対して、リストアという事ができない。
そのため、事前に削除してから、再度リストアするしかない。
よって、設定値などが不明な場合は、予めメモなどを取ってから削除を行い、リストア作業を行った方がベター。

自動スナップショットは削除のタイミングで消えてしまう

RDSのインスタンス削除の際に警告は表示されるが、過去の自動バックアップで取得したスナップショットは削除される。
そのため、削除の際には基本的には手動バックアップ(final)を取得しておくのが無難である。

作成時はサブネットグループを確認する

サブネットとは別にRDSにはサブネットグループというサブネットを束ねる概念がある。
これは、各AZに対して、どのサブネットを割り当てるかを定めるもので、対象RDSインスタンスのマルチAZをoffにしても設定する必要がある。
リストアを選択しても、リストア前の設定値が当該項目は引き継がれずにデフォルト値が設定されている。
そのため、リストア時には前回と同じ値を設定できているか確認を行う必要がある。
また、RDSは異なるサブネットに移動できないため、割り当てるサブネットグループ自体は変更可能であるが、異なるサブネットを設定しているサブネットグループに変更しようとすると怒られてしまう。
よって、誤ったサブネットグループを選択してRDSインスタンスを立ててしまった場合は、一度削除を行い再作成しないといけない。。

(非マルチAZの場合)指定するアベイラビリティゾーンを確認する

マルチAZでない場合は、どちらのアベイラビリティゾーンを使うかでサブネットが異なる可能性があるため、設定するアベイラビリティゾーンは確認しておいた方がよい。

セキュリティグループを後で変更する

(私のやり方が悪いだけかもしれないが)リストアのタイミングではセキュリティグループを選択する事ができない。そのため、リストア後のセキュリティグループが想定と異なっているかどうかを確認し、異なるのであれば変更を行う必要がある。

変更時は即時チェックボックスを付け忘れないこと

一番下にあるチェックボックスを付け忘れてしまうと、メンテナンスタイミングまで変更内容が反映されない(多分)。
また、他の設定も変更を行う事ができない。
このような状態になってしまうと、一度インスタンスを削除して再作成するか、メンテナンスタイミングまで待つしかない(と思われる)。