zipを解凍した際に日本語名のファイルが文字化けする

事象

CD環境で自動生成しているzipファイルが、解凍すると日本語の文字名が文字化けする時がある。
同じ端末でも発生する時と発生しない時がある。

原因

解凍する人のアーカイバがLhaplusを使っていたため。
同じ端末で発生する/しないのは、解凍するソフトがLhaplusであったか/なかったかの違いであった。

理由

Lhaplusはファイル名がSJIS前提でzipから解凍を行おうとする。
一方、自動パッキングはLinux上で行っており、文字コードUTF-8に設定している。
そのため、日本語ファイルのファイル名もUTF-8で生成された状態でzip化される。
結果、Lhaplusで解凍する際にファイル名が文字化けしていた。

対応方法

Lhaplusをやめてもらい、UTF-8も対応しているアーカイバに変更する。
なお、Lhaplusは現在リリースされている1.7.4では解決はされているが、大きな脆弱性が存在していた。
www.lac.co.jp
加えて、最近は新版リリースも無いため(※1)、アーカイバ変更対応が素直な対応かと思う(※2)。
なお、当方は7-zipを用いている。(※3)
https://sevenzip.osdn.jp/sevenzip.osdn.jp

※1 直す部分が特に無いからという面も大きいであろうが。
※2 私は長らくお世話になったので苦渋の決断ではあった。
※3 デフォルトは解凍の種類が少ない、フォルダ指定できないなど小回りきかないので。