ISO 4217
- 各種の通貨を表すコードについて規定
- 3文字の文字コード(JPY, USD, etc...)、3桁の数字(392, 840, etc...)、通貨名称、補助通貨等が定義
- wikipediaに関連リンク含め綺麗に整備してくれている。
- 3桁はまずいんではと思ったら、そんな議論がやっぱりされていた(※1)
日本銀行:ISO 4217- 通貨コードに関する国際規格 - 2015年6月30日
※1 とはいえ、昔は1ビット違うだけで影響大きいので致し方無し。
また、代替案がそうなるわなと思う内容だったので、ある意味参考になる。
ISO 8601
- 日付と時刻の表記に関して規定
- 日本では上記に準拠したJIS X0301 情報交換のためのデータ要素及び交換形式ー日付及び時刻の表記が定義
- こちらもwikipediaに関連リンクも含めきちんと整備してくれている。
ISO 5218
- 生物学的性別を表記するためのコードについて規定
- JIS X0303で定義されていたが、現在は廃止されている
- 社会的・心理的性別に関するコード値については当方の調査レベルでは発見できず(※2)
※2 Facebookは批判は覚悟の上、この問題を前進させようとした事はもっと評価されるべきかと
www.cnn.co.jp
ISO 639
- 言語の名称および略号を規定
- 日本ではJIS X 0412が相当(準拠しているかは調べてない)
- ISO 639-1, 639-2・・・と複数に分かれている模様
雑記
ISOではないけど
多分こちらを都度確認する事の方が重要かもしれない
コード一覧 | 政府CIOポータル
何故纏めようと思ったか
Web APIの設計(翔泳社) 6.1.4 他の人々にならう で、記載されている内容を元にまとめておこうと思ったため。
なお、当本には以下の様な記載が行われていた。
API設計者に必要なのは、一般的に利用されている規格やプラクティスに従い、さらに(堂々と、あるいはこっそりと)他の設計をコピーすることである。
また、規格を採用する場合は特にそうだが、APIが相互運用可能になる。
おまけに、API設計者としての作業が楽になるため、「車輪の再発明」で時間を無駄にすることもない。
一貫性によって何もかも単純になるように思えるが、残念ながら、常にそうであるとは限らない。
最後の文の通り、必ずしも規定が正とは限らない場面は多々ある。
ex.) 企業、団体の独自コード体系、ここで変えると色々影響が出るコード体系(泣)
そのため、その部分の折り合いを考えながらコード値設計もしくは吸収方法の検討を行わなければならない。
参考リンク
cio.go.jp
以下のガイドに色々記載有
・コード(分類体系)導入実践ガイドブック
・API導入実践ガイドブック
・APIテクニカルガイドブック
なお、当ガイドは政府CIOポータルに掲載されている。
今後はデジタル庁に移管される or 廃棄されると思われる。
forza.cocolog-nifty.com