AWS標準のFW・WAF機能

セキュリティグループ

  • ステートフル(※1)
  • IPおよびポート番号による制御
  • 無料

※1 通過した後の通信が戻ってくる際は、ルール関係なく許可

ネットワークACL

  • ステートレス(※2)
  • IPおよびポート番号による制御
  • 無料

※2 通過した後の通信が戻ってくる際も、ルールを再評価

AWS WAF

  • HTTPリクエストを監視
  • ルールを定義し、それを満たす場合に許可・拒否が可能
  • 有料(しかし、そこまで高くない)

AWS Shield

  • DDoS に対する保護サービス
  • Standardはデフォルト有効で透過的(※3)
  • Standardは無料、Advancedは有料
    • 追加の検出
    • 緩和策の提供
    • ほぼリアルタイムの可視性の提供

※3 Advancedは未調査

AWS Network Firewall

  • VPCに配置可能(但し、ネットワーク経路変更が必要)
  • 以下の3種類のルールを定義可能
    • 5-tuple(※4)によるフィルタリング(ステートフル、ステートレス)
    • ドメイン名によるフィルタリング (ステートフル)
    • Suricata互換の侵入防止ルール(ステートフル)
  • 有料

※4 送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号、プロトコル